言葉より先に、身心(からだ)は世界の違いを感じ取っている

「自分を大切にしてね」
この言葉、最近よく耳にしませんか?

 
 とても大切なメッセージなのですが、
 実はこの言葉、受け取る人の状態によって、
 まったく違う形で作用することがあります。


 今日は、
 ・自己愛と自己中心性(自己中)
 ・見えている世界の違い について
少し整理してみたいと思います。




 自己愛と自己中の決定的な違い


 一見すると、どちらも
 「自分を優先する」
「自分の気持ちを大事にする」
 という点で似て見えます。
 ですが、
 身体感覚のレベルで見ると、
まったく別物です。


 自己愛の場合


 ・自分の感情を感じ取れている
 ・周りの状況や相手の立場も見えている
 ・無理をしていた自分に気づける
 ・境界線を引いても、関係は壊れないと知っている

 この状態での「自分を大切にする」は、
 関係性を健やかに保つための選択になります。


 自己中の場合


 ・自分の感情で精一杯
 ・余裕がなく、周りが見えない
 ・不快=相手が悪い、環境が悪い
 ・境界線を引くというより、遮断に近い

 この状態での「自分を大切にする」は、
 実は身を守るための防御反応であることが多いです。
 悪いわけではありません。
 ただ、
 「今はキャパシティが限界だよ」
 という身体からのサイン。



 見えている世界が違うと、同じ言葉でも意味が変わる


 例えば、同じ
 「自分を優先してね」という言葉でも、

 自分のことで精一杯な人には
 →「これ以上、他人のことは考えなくていい」
 と聞こえ、

 周りが見えている人には
 →「抱えすぎていたものを、少し下ろしていい」
 と聞こえることがあります。


 つまり、
 言葉そのものよりも、
その人が立っている場所が違う。

 だから、
 ・話が噛み合わなかったり
 ・同じ価値観のはずなのに、違和感を覚えたり
 そんなことが起きます。


 違和感は、あなたの身体からのサイン
 誰かの言動に対して、

・なんだか疲れる
・モヤっとする
・説明しづらいズレを感じる

 そんな時、
 それは「心が狭いから」でも
 「理解が足りないから」でもありません。


 多くの場合、
 あなたの身心(からだ)が
“見えている世界の違い”を察知している。

 その違和感は、
 「どちらが正しいか」ではなく、
 「今、同じ地図を見ていないよ」というサインです。



 自分を大切にするとは、世界を狭くすることではない


 本当の意味での自己愛は、
 ・自分だけを守ることでもなく
 ・相手を背負い続けることでもなく
 境界線を引きながら、関係を続けられる状態。


 自分を大切にした結果、
 世界が狭くなっていく感覚があるなら、
 それはまだ回復途中の段階かもしれません。

自分を大切にした結果、
呼吸が深くなり、
視野が広がるなら、

 それは自己愛が育っているサインです。



 最後に

 同じ言葉を使っていても、
 同じ景色を見ているとは限らない。

 だからこそ、
 正解を探すよりも、

 「今、自分の身体はどう反応しているか」
 を、そっと確かめてみてください。


 そこに、あなたにとっての
 ちょうどいい距離感と調和のヒントが、
 静かに置いてあるはずです。



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